【インターン終了後レポート】2か月間でJETRO・大使館でのプレゼンを経験。インターン生がシンガポールに挑んで学んだこと
Update: 2026.04.14

弊社は2026年2月9日から2026年4月2日にわたり、日本からインターン生1名をシンガポールにて受け入れておりました。以下は、当該インターン生が得た経験・学び、および自身の成長と今後への活かし方についての振り返りレポートです。
はじめに
当該インターン生は本インターンに参加するにあたり、「優秀な人材が集まると言われるシンガポールにおいて、 成功とは何かを学ぶこと」と、「グローバルなビジネス環境での実務経験を通じて、自分が将来どのような分野で価値を発揮できるのかを理解し、そのために必要な思考力や行動力を身につけること」を目標としていました。将来的に国際的な環境で活躍したいと考えており、多国籍な人材が集まり、ビジネスが活発に行われているシンガポールでの経験は非常に重要であると考え、本インターンへの参加を決意した。
インターン期間中は、シンガポールのバイオテック企業と共同で立ち上げる新規事業に関する業務に携わり、セミナーの企画・運営、企業とのミーティング、資料作成、営業活動など、多岐にわたる実務を経験した。これらの経験を通して、単なる知識だけではなく、実務の中でしか得られない課題意識や思考力の重要性を強く実感しました。
業務内容の詳細
他メンバーの業務支援
まず、弊社代表のミーティングに参加し、議事録の作成を担当しました。議事録作成は初めての経験であり、当初は何を記録すべきかがよく分からず、必要な情報を十分に残すことができませんでした。しかし、回数を重ねる中で、議論の要点や意思決定事項を意識して記録することの重要性を理解し、徐々に質の高い議事録を作成できるようになりました。
また、他メンバーの商談に同行し、シンガポール企業との実際のビジネスの場を経験しました。初めは英語でのやり取りに苦労し、内容を十分に理解できない場面も多かったが、継続的に参加することで少しずつ理解できるようになりました。一方で、当初は見学にとどまり、主体的な行動ができていなかった点が課題でした。メモの取り方や事前準備の重要性を実感し、当事者意識を持って行動する必要があると強く感じました。
資料/コンテンツ作成
新規事業のプロモーション活動に使用するプレゼンテーション資料や、イベント用チラシの作成を担当しました。特に、事業が解決する社会課題や他社との差別化を、相手に分かりやすく伝えることに苦労しました。
これまでビジネス用途の資料を作成した経験がほとんどなく、PowerPointの操作にも不慣れな状態からのスタートであったため、試行錯誤を重ねながら取り組んでいました。具体的には、参考資料を調べたり、他メンバーからアドバイスをもらったり、AIツールを活用したりしながら改善を繰り返し、少しでも伝わりやすい資料になるよう工夫しました。
プロモーション活動
企業やJETROを訪問し、新規事業の内容についてプレゼンテーションを行いました。また、関連業界のセミナーに参加し、ネットワークの構築や情報収集も行いました。これらの活動を通して、対外的に事業内容を説明することの難しさと重要性を実感しました。
イベント運営
新規事業のソフトローンチイベントにおいて、企画・運営・集客・司会を担当しました。特に集客においては、想定していた以上に難しく、電話やメールだけでは十分な反応を得ることができませんでした。そのため、企業への直接訪問によるチラシ配布なども行いました。当初は抵抗もあったが、回数を重ねる中で徐々に慣れ、行動の幅を広げることができました。 また、LinkedInやWhatsAppなど複数のチャネルを活用し、集客方法を増やす工夫も行いました。 その一方で、企画段階では理想的な進行ばかりを想定して準備を進めてしまい、当日のイレギュラー対応が不十分でした。司会進行においても同様に、想定外の事態に柔軟に対応することができず、事前準備の段階でリスクを想定しておくことの重要性を強く認識しました。
営業/ビジネス開発関連
自身のネットワークを活用し、関連企業を訪問して、新規事業に関する協業やパートナーシップの提案を行いました。実際のビジネスの現場で関係構築を行うことの難しさを感じると同時に、その重要性も強く実感しました。
印象的だった経験
多岐にわたる業務に携わる中で、特に印象に残った経験がいくつかあります。その中でも特に自分の成長に大きく影響を与えた三つの経験について述べます。
日本大使館へのプレゼンテーション
日本大使館へのプレゼンテーションは、本インターンの中でも特に印象に残っている経験の一つです。初めての対外的なプレゼンテーションであり、相手が大使館関係者であったことから、非常に緊張しながら臨みました。資料作成においては、ビジネス用途のスライド作成経験がなかったため、大きな苦労を伴いました。完成までに想像以上に時間がかかってしまい、その結果、十分なリハーサル時間を確保することができませんでした。本番では、緊張のあまりスクリプトを読むことに終始してしまい、本来伝えるべき内容を十分に伝えることができませんでした。この経験から、プレゼンテーションでは内容の良し悪しだけでなく、事前準備と練習が結果を大きく左右することを強く実感しました。
営業活動
営業活動では、英語でビジネスコミュニケーションを行うこと自体が初めてであり、当初は自分の意図を十分に伝えることができませんでした。また、相手の発言にも専門用語が多く含まれており、 内容を完全に理解することが難しかったです。 しかし、回数を重ねる中で英語のアクセントや表現に少しずつ慣れ、専門用語についても自分で 学習を進めることで理解が深まっていきました。その結果、自分の伝え方の幅も広がり、以前よりも 円滑にコミュニケーションを取ることができるようになりました。ビジネスシーンにおける英語の難しさを実感すると同時に、自分自身の成長も感じることができた経験でした。
ヘルスケア企業国際化プラットフォームのセミナー
ヘルスケア企業国際化プラットフォームのセミナーでは、企画・集客・運営・司会を担当し、本インターンの中で最も大きな失敗を経験しました。 まず集客においては、当初想定していたよりも難易度が高く、メールや電話だけでは十分な成果を得ることができませんでした。そのため、企業への直接訪問やチラシ配布など、複数の方法を試しながら対応しました。その結果、最終的には約30名の出席、出席率約80%という成果を得ることができました。一方で、準備面では多くの課題が残りました。備品や運営の細部にまで十分な配慮が行き届かず、 リハーサルや進行確認も不十分なまま本番を迎えてしまいました。その結果、当日の進行において登壇者との連携に齟齬が生じ、円滑な進行ができませんでした。この経験を通して、イベント運営においては、表面的な準備だけではなく、細部まで詰めることや、関係者との事前のすり合わせが不可欠であることを学びました。
直面した課題と失敗
インターンシップを通じて、多くの課題と失敗を経験しました。その中でも特に共通していた要因は、「準備不足」「思考力の不足」「当事者意識の低さ」の三点です。
まず、準備不足によって、イベント運営やプレゼンテーションにおいてイレギュラーな事態に対応できない場面が多く見られました。次に、思考力の不足によって、業務の目的やその先の展開まで十分に考えられておらず、物事を表面的にしか捉えられていませんでした。そして、当事者意識の低さによって、自ら主体的に行動する機会を十分に活かすことができませんでした。 これらの課題はそれぞれ独立しているのではなく、相互に関連していると感じました。特に、当事者意識の低さが思考の浅さにつながり、その結果として必要な準備が不足していたのではないかと考えています。
学び・気づき
本インターンシップを通じて、「準備」「行動」「人脈」の三つの重要性を学びました。まず、準備はチャンスを成果につなげるための前提条件であり、準備ができていなければ、せっかくの機会があってもそれを活かすことはできないと感じました。一方で、準備だけで十分というわけではなく、実際に行動を起こしてはじめて機会を得ることができるということも同時に学びました。さらに、人脈は新たな機会を生み出す重要な要素です。人とのつながりを大切にすることで、 自分一人では得ることができない情報や機会に出会えることを実感しました。
Before/After
インターン参加前には、行動すること自体に価値を置き、深く考えずに行動する傾向がありました。しかし本インターンを通して、思考を伴わない行動は十分な成果や学びにつながらないことを実感しました。 現在は、行動する前に、その行動の目的や、その先にどのような結果があるのかを考えた上で 動くことを意識するようになりました。つまり、「とにかく行動する」という姿勢から、「思考を伴って行動する」という姿勢へと、自分の行動のあり方が変化したと感じています。
今後への活かし方
本インターンを通して、チャンスは日常の中に多く存在しているが、それを掴むためには準備が不可欠であることを学びました。同時に、準備だけではなく実際に行動すること、そして人とのつながりを大切にすることの重要性も理解しました。 今後は、海外での留学や就職活動、さらには社会人としてのキャリアにおいても、これらの学びを活かし、主体的に行動しながら機会を捉えていきたいと考えています。
まとめ
以上のように、本インターンシップを通して得た経験は、自身の課題を明確にし、成長の方向性を見出す重要な機会となりました。 二か月という限られた期間ではあったが、本インターンシップは自分にとって非常に有意義な経験でした。多様なバックグラウンドを持つ社会人と関わる中で、日々刺激を受けながら実務に取り組むことができました。 また、日本ではなかなか経験できない環境の中で、自身の課題と向き合い、今後どのように成長していくべきかを考えることができた点は、大きな成果であったと感じています。今後は、本インター ンで得た学びを活かし、さらに成長していきたいです。
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