シンガポール・日本国交50周年(SJ50)記念:友情と協力の軌跡
Update: 2025.10.14
50年にわたる外交関係の発展
2016年、シンガポールと日本は国交樹立50周年を迎え、「SJ50」をテーマに両国の友好関係と協力の歴史を祝いました。1966年、シンガポール独立からわずか1年後に正式な外交関係が結ばれて以来、貿易や地域協力をはじめ、インフラ、投資、教育、文化など多岐にわたり、両国の関係は着実に発展してきました。
日本とシンガポールの緊密な関係は、高官間交流、防衛対話、戦略的パートナーシップ、研究・サステナビリティ・人的交流などに表れています。これらの絆はSJ50記念イベントにも色濃く反映されました。
シンガポール日本国交50周年 記念イベント
政策・研究分野
- A*STAR、NUS、NUHSと神奈川県との覚書締結


- 北海道政府代表事務所開設レセプション(ASEAN地域担当)


- 日星専門職協力シンポジウム
- 東京大学・高橋智隆教授によるシンガポールポリテクニックでの講演


文化・芸術
- 尺八演奏、華道、パペットショー
- ジャズコンサート(Blue Note Tokyoオールスタージャズオーケストラ、YAMAHA Asia主催)
- 「マーライオンと富士山」書籍出版記念(Dr Tai Wei Lim)


ライフスタイル・コミュニティ
- 無印良品「敏感肌向けスキンケア」ワークショップ


- 知的障害者施設ビシャンホームとの植樹活動
- 日本各地の県プロモーション(秋田クールショー、三重の魅力体験など)


SJ50祭り&フレンドシップパレード
10月29日・30日の両日、日本の伝統、食文化、ポップカルチャーを紹介する50以上の出展者と、24団体による40以上のパフォーマンスが披露される日本祭りが開催され、2日間で延べ10万人以上が来場しました。
祭りのハイライトは「SJ50フレンドシップパレード」でした。徳島・高円寺から訪れた60名の阿波踊りパフォーマーや、リオ五輪出場選手5名、ドーモくんやくまモンを含む2,000人以上の参加者が、オーチャード通りを練り歩き、伝統の阿波踊りを披露しました。篠田健二駐シンガポール日本大使やジョセフィン・テオ大臣も参加し、阿波踊りを体験されました。






今後の展望:SJ60、SJ100に向けて

SJ50実行委員会(日本大使館主催)は、両国民の交流機会を拡大し、友情と相互理解を深め、今後50年にわたる持続可能な関係を築くことを目指しています。2026年に迎えるSJ60、そして将来のSJ100に向けて、両国の友情とつながりがさらに深まることでしょう。