シンガポールで働きたい日本人必見:COMPASS「20ポイント」対象の大学一覧
Update: 2025.11.14
シンガポールは治安が良く、国際ビジネス拠点としても知られるため、多くの日本人にとって「働きたい海外の国」として人気があります。しかし、外国人として働くにはいくつかの制限があります。
- S Pass:企業全体の10〜15%までしか外国人を雇えない
- Employment Pass(EP):最低給与要件やCOMPASSポイント制度で審査が厳しい
このたび、シンガポール人材省(MOM)は、COMPASSの「C2:学歴要件」で満点の20ポイントが付与される大学リストを発表しました。20ポイントはEP合格に必要な40ポイントの半分に相当するため、該当校出身の日本人はEP取得の可能性が高まります。
※この制度は2026年1月以降の申請から適用されます。
20ポイント対象の日本の大学
- 慶應義塾大学(Keio University)
- 京都大学(Kyoto University)
- 大阪大学(Osaka University)
- 東京大学(University of Tokyo)
- 東北大学(Tohoku University)
- 東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)
- 早稲田大学(Waseda University)
以上の大学の卒業者は学歴ポイントで自動的に20ポイント(満点)がもらえます。給与や企業側のポイントと合わせることで、EPの通過率を大幅に上げることが可能です。
日本人求職者にとってのメリット
- EP取得の見通しが立つ:学歴で満点が確定するので、申請前に戦略を立てやすい
- 給与交渉がしやすい:ポイントが高い分、給与や条件の相談もしやすくなる
- シンガポールでのキャリア計画が立てやすい:優先的に採用されやすくなる
まとめ
シンガポールでの就職を目指す日本人にとって、今回の20ポイント対象大学リストの公表は大きな追い風です。2026年1月以降の申請から適用されるため、出身大学や学歴を活かした戦略的な応募がポイントになります。
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