『失敗なんてない』を教えてくれたパン

有限会社菱田ベーカリー様は高知県宿毛市で昭和26年の創業より73年間地元で愛されるパン屋さん。
宿毛の道の駅ではお惣菜パンや食パンなども販売されていました。

高知県の事業では「羊羹パン」でシンガポール市場の反応を確認しました。

今回初めて聞いた羊羹パンですが、Googleで検索すると、高知以外にも北海道と静岡にもあると出ました。

「アンパン」のように、中に羊羹が入っているのかと思っていたら、中に入っているのはあんこで、羊羹はパンの表面に塗ってあるのです。味は、高知の特産ゆず、いちご、抹茶などを含む10種類!

チラシに入れたい「商品の特徴の見つけ方」にも記載したのですが、長く続いた商品であることと商品開発ストーリーを伝えることも、他の類似製品との差別化のひとつです。

菱田ベーカリー様は長い歴史があることに加えて、羊羹パンが開発された話がとてもユニークです。
なんと、パンを焼いたときに焦がしてしまった表面を隠すために羊羹を塗ったことから始まったそうです。

甘党の人にとっては倍美味しい商品がこのように生まれ、その後も長く愛されるパンになるのだから、「失敗」ということはないのだと改めて気付かされます。

また、特徴的な商品だったためか、全国的にを含む小麦粉製品を販売する企業の目にも留まり、そちらのマーケティング力を借りて、宿毛から全国へと知れ渡る商品になりました。
詳しい内容はこちらをお読みください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000135697.html

弊社では海外市場に販路を拡大していただくことで、日本に「逆輸入」して知名度を上げ、国内での販売も増えることを目的としてご支援させていただいてます。

菱田ベーカリー様の羊羹パンは逆輸入の形になる前に全国に拡まっていくことを嬉しく思います。

高知県の事業で出逢った商品は県内でも知られていないものが多く、このような県の事業を通して自社製品と営業資料の磨き上げをして、国内外で通用する販売力を高めていただければと思っています。


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